「みかんがなったよ。」と叔母が届けてくれました。
母が入院して、畑作業ができなくなったので、叔母に畑を任せることにした時、母が、「くだものでも植えると、楽しみが増えるね。」と言ったのを受けて、叔母が植えたみかんです。
母が入院したの3年前の5月ですから、植えて3年で実をつけたことになります。
みかんといっしょに柿の木も植えてくれたのですが、こちらはまだ実をつけません。
実がなるのを楽しみにしていた母が亡くなった次の年に初めて実をつけました。
そして、亡くなった次の年になくなったものがあります。母がよく水をやっていた彼岸花です。昨年まで数本の花がさき、母の病床にもデジカメで写真を撮って報告していました。開花を毎年楽しみにしていたのですが、今年は花が咲きませんでした。
母が亡くなって、彼岸花がなくなり、みかんの実がなりました。