kazuのーと

父と母と旅とそして無線と

なべやきうどん

今年は、なべやきうどんの季節はまだ来そうにありません。

朝夕寒さが感じられるようになると商店街のおそば屋さんで売っていた「なべやきうどん」を朝ご飯のために良く買ってきてくれました。

アルミホイルのなべにうどんがはいっていて、袋に入っているつゆをそのなべに入れ、火にかけてあたためるというものでした。おそば屋さんがつくっているものなので、お店で食べる味に近いものが家で食べられました。

家から自転車で20分ほどかかる商店街のおそば屋さんです。母が元気な頃は毎日、この商店街に買い物に行っていたので、その季節になると一人前だけ買ってきてくれていました。月に一、二度、一人前の「なべやきうどん」を買っていたので、お店の方とは顔なじみになったようです。

そんなことが二十年以上続いたでしょうか。

さすが母も80歳を超える頃には自転車で20分の買い物には足が遠のき、私がお休みの日に車で一緒に出かけ、お昼に二人でお店で「なべやきうどん」をいただく日々となりました。

スーパーでみつけた、なべやきうどん風うどん。

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鍋焼きうどん風・・・・

母が買ってきてくれたなべやきうどんを思い出しながらの今日の朝食でした。

よく通ったおそば屋さんでしたが、母が亡くなって3ケ月ほどしたら、お店も閉店してしましました。

家族で通った家の近くのおそば屋さんも閉店してしまい、おそば屋さんが無くなってしまいました。