kazuのーと

父と母と旅とそして無線と

バナナ

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バナナ

スーパーにたくさん並んでいるバナナですが、日本で自由化されたのは1963年。

それまでバナナは特別な日にいただく高級輸入果物の仲間でした。

それでも、ひとつきに1回くらい父が会社の帰りにバナナを買ってきてくれました。今スーパーで売っているような4,5本ではなく10本以上の房をひとふさ、どんと買って来てくれました。台湾バナナだったような気がします。

父がバナナを買ってきてくれた日は、本当に特別な日感であふれました。

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父が大腸の病で手術し退院をする時に病院の看護師さんから

「おなかにバナナはいいですから、どんどんたべるといいですよ。」

といわれたらしく、父の食卓には必ずバナナが1本つきました。

「バナナが○本だから、×日まで食べられる。」(父)と言って「バナナ1本くれない。」とは母の弁。

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そして、NOW。

「血糖値が高い人にはバナナがよい」どこで聞いたか、本当かどうか定かではありませんが、私がお昼に必ずいただくようになりました。

台湾バナナ出回る時期には、台湾バナナを買うようにしているのですが、昔、父が買ってきた台湾バナナの味とちょっと違うような気もします。